12月から急激に寒くなるそうですね。
寒いのは苦手な弟子です。
以前、和包丁の中子の修理を話題に取り上げたことがありますが、今日は洋包丁「牛刀」の柄の修理例を…
修理後の写真ですが…元の持ち手部分は腐食して枠しか残っていない状態です。
腐食部を切断し、次は錆びることがないようステンレスを溶接して成形しています。
ハンドルの柄材にはウォルナットを選んで仕上げました。
その他2本、同様の状態のものを合わせて修理しました。
これで今後は余程でないと柄が腐ることはないでしょう。
古い包丁も修理して研ぎ直せば一生モノに生まれ変わりますよ。