2022-11-30 13:50:00

洋包丁(牛刀)の修理

12月から急激に寒くなるそうですね。
寒いのは苦手な弟子です。
以前、和包丁の中子の修理を話題に取り上げたことがありますが、今日は洋包丁「牛刀」の柄の修理例を…

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修理後の写真ですが…元の持ち手部分は腐食して枠しか残っていない状態です。
腐食部を切断し、次は錆びることがないようステンレスを溶接して成形しています。
ハンドルの柄材にはウォルナットを選んで仕上げました。

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その他2本、同様の状態のものを合わせて修理しました。
これで今後は余程でないと柄が腐ることはないでしょう。

古い包丁も修理して研ぎ直せば一生モノに生まれ変わりますよ。