2022-11-11 16:07:00

ふいご祭り

秋の気持ちの良い日が続きますね。
弟子です。

今日はふいご祭りについて…

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鍛冶職人にとって欠かすことができない「鞴(ふいご)」。

「ふいご」とは、鍛造・焼き入れなどの際に必要な火力を調整するため、炉に空気を送り込む道具のことです。
祭りは年に一度(11月8日)、ふいごに感謝して仕事を休み、道具も休ませて皆の安全・商売繁盛を祈願します。

モノ・道具に感謝する心、大切に受け継いでいきたい神事です。

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2022-10-09 13:13:00

東京手仕事展/銀座三越

最近週末になると天気が悪くなりますね。

思うように修行が進まず若干焦っている弟子です。

今日は現在開催中の催事の模様について…

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銀座三越本館7階にて東京手仕事展が開催中です(~10/11まで)。

当製作所の包丁類も好評で、既に数種類お買い上げの旨ご連絡をいただきました。

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弟子として意外だったのが、「花小刀」が即売したので親方がもう一本催事場に持ち込んだところ、それもすぐに売れてしまったことです。

花小刀は主に華道・生け花などで使う刃物で、鞘に銘木の黒柿をあしらった品でした。

(【製品一覧】本職用刃物に掲載しています)

お買い上げなさったのはいずれも海外の方で、日本の良い品が買えたとお喜びだったようです。

当製作所にとって催事は製品をお客様に披露する貴重な機会ですので、今後もより良い品を展示できるよう精進してまいります。

2022-09-08 13:02:00

オーダーメイド包丁

9月に入り少しづつ涼しくなってきましたね。

弟子です。

今回はオーダーメイド包丁の作例について…

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海外のお客様から直接お問合せをいただき製作したものです。

黒打7寸(210ミリ)、黒檀と栃瘤・スポルテッド杢を八角柄に仕上げました。

独特な杢目は光の加減で表情を変え、まさに特注品・一点ものの包丁です。

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今回、弟子は初めて海外取引を行いましたが、無事に包丁が届くか心底不安でした。

発送後しばらくして、お客様から受取と感謝の言葉をいただいた際は本当に嬉しかったですね。

お客様に喜んでいただくことを励みに今後も頑張ります。

2022-08-08 22:35:00

世界遺産・日光社寺の和釘

連日の暑さに参りますね。弟子です。

今日は栃木県・日光の世界遺産修復事業について…

 

当製作所も同事業に携わっており、現在は「和釘」の修復を主に行っています。

長さ・太さは様々で、中には朽ちてしまっているものも散見されます。

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釘にもそれぞれ特色があり、いつの時代に作られたものか・作り手は誰か・どんな製法なのかと眺めるだけでも想像を掻き立てられて面白いものです。

弟子も折れ曲がった釘を伸ばす作業などやりましたが、この釘が世界遺産に打ち込まれ、のちに未来の職人の手で再生されると思うと趣深いですね。

2022-08-03 17:15:00

包丁の修理

こんにちは。弟子です。

今日は「包丁の修理」について…

 

まずは下の写真をご覧ください。

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先日、修理の依頼を受けた包丁です。

中子(柄の中に入る部分です)は朽ち折れ、錆びもひどく銘も読めないほどですね。

これに新たな中子を溶接し、磨き・研ぎ上げたものが下の写真です。

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柄も新調して新品同様です。

 

「母の形見だから修理したい」と持ち込まれるお客様も多いです。

大切な包丁、意外と再生できるものですからお気軽にご相談ください。