2023-07-14 11:30:00

炭切り

八重樫打刃物製作所HPをご訪問いただきありがとうございます。
すっかり暑くなってしまって、先日は都内でも36℃を超えたそうですね。
火を扱う鍛冶屋は夏場は大変です。
焼き入れ1.jpg
火と言えば焼き入れ。
焼き入れに使う炭が少なくなってきました。
というわけで「炭切り」という作業を行います。
すみ2.JPG

火床の中で刃物に焼きを入れやすいよう、炭を小さく切り分ける作業が炭切りです。
まずは太い松炭を鋸で適当な厚さに切ります。
その後、包丁で約1.5~2㎝角の大きさに切り分けます。
あとはふるいにかけて炭の粉を落とせば作業終了です。
すみ3.JPG

単純な作業のようで、いざやってみるとなかなか奥が深いです。
同じ炭といえど質は様々で、固いもの・湿ったようなもの・ぼろぼろ崩れるもの・穴だらけetc。
力の入れ方・刃の方向など意識しないと、潰れたり、細かく割れたりして焼き入れ用として使えなくなります。

いかにロスなく切るか…疲れて無心で切ってたりする方が良かったりするのもまた…
「炭切り3年」という言葉がありますが、弟子入りして5年が経過した今でも新たに感じるところがあります。
すみ1.JPG